緩和ケアの基本的な考え

①人が生きることを肯定的にとらえ、死を正常の過程とみなし、死を早めることも逆に遅らせることも人為的に行いません。
②患者にとっての苦痛、特に痛みを緩和し、患者の心理的かつ精神的なケアを行い、死に至るまで患者がいきいきと希望を持って生きることができるように援助します。
③家族に対しては闘病期間だけでなく、患者が死亡してから後も医療的な立場から援助します。

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わが国の現状

近年、ホスピスや緩和病棟などの増加により施設での「看取り」も増えています。在宅ホスピスの実践例も増加しています。しかし、内容が様々であり末期がん患者が標準化された均質なケアを必ずしも受けているわけではありません、それは、理念とケアプログラムに関して共通の理解がわが国で未だ得られていないためです。

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なぜ、看護師が24時間常駐しているのか

看護師は24時間患者さんに寄り添い、目で見て手で触れて会話しながら、顔色、肌のつや、ちょっとした表情の変化や、声の張りにも注意しています。それは時として、大切な治療の手掛かりにもなります。
身体だけでなく、心まで見守り支えることができるからです。

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日本の高齢化人口と多死時代に向けて

高齢化社会、団塊の世代となり、年々死亡数が増加しています。まだまだ増加し2040年には166万人と推計されています。(社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人(平成18年12月推計)
2006年死亡者数 1084千人 65歳以上 898千人
将来推計(2030年時点)の仮定 医療機関:病床数の増加なし 介護施設:現在の2倍を整備  自宅死亡1,5倍に増加 しかし47万人の居場所がない、その人たちの居場所の確保が急務です。

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なぜ、家にこだわるのか

かつて人間は「家」で生まれ「家」で死にました。それがいつからか「病院」で生まれ、「病院」で死ぬようになりました。しかし、最近では急性期病院が増加し入院期間が短くなり追い出されるかのように退院します。かつての医師はモルヒネを用いて痛みの緩和を図り、発熱に対しては冷たいもので体を冷やし患者の安楽を図り、死にゆく人の傍らに寄り添って、孤独と死の恐れを癒そうとしました。それをここでは看護師が行っています。

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